結婚式や葬儀などに出席できない場合に送る電報ですが、連絡を受けたのが急だったり、出席予定だったのに急遽出席できなくなったりする場合があります。
電報を利用して急ぎでメッセージだけでも届けたいところですが、当日に送ることはできるのでしょうか。電報を急ぎで送るサービスについて紹介します。
電報はいつまでに送るのがマナー?
結婚式のスケジュールは比較的早くわかるので、結婚式の2〜3日前から前日までに結婚式場に届けておくのがマナーです。なかには生花付きの電報や空気が抜けてしぼんでしまうバルーン電報もあり、そうした場合は当日を指定して届けるのでも問題ありません。
葬式は、多くの場合、結婚式に比べて急に決まることが多いでしょう。訃報を聞いてから通夜や葬式まで時間が少ない場合も想定されますが、通夜までに送るのがマナーです。電報は葬式で読まれるためです。通夜に間に合わない場合は、遅くとも葬式前に届くように手配しましょう。
電報の当日配達を行なっている電報サービス
電報サービスの多くが、当日(24時間以内)の配達サービスを行なっています。サービスによって最終受付時間や、受け付けてから配達されるまでの時間が異なるため、事前に確認することが大切です。
NTT東日本、NTT西日本は、14時まで申し込めば原則全国へ当日中に配達されます。
KDDIグループが提供する電報サービスのでんぽっぽは、当日の午前中に配達したい場合は7時50分まで、それ以降当日中の配達の場合は14時までが受付可能時間です。最短3時間以内に配達してもらえる有料オプションもあります。
株式会社プライムステージが運営する電報サービスのFor-Denpo (フォー電報)の場合は、送るエリアによって当日発送の可否や受付時間が変わるため確認が必要です。
株式会社KSGインターナショナルが運営するe-denpoは、エリアによって異なりますが、8時までの申し込みで当日11時頃、14時までの申し込みで当日18時頃の配達を実施しています。
佐川ヒューモニー株式会社が運営するVERY CARDには、当日最大4時間以内に配達してくれる有料サービスがあります。ただし、東京23区内や大阪市内など一部地域限定のサービスです。
なお、上記はいずれも、2023年11月時点の情報になります。
まとめ
急な予定変更などで電報を急ぎで手配したい場合も、各電報サービスが提供している当日配達サービスを利用して、電報を送ることが可能です。ただし、電報サービスによって受付時間や対応可能なエリアが異なるので、しっかりと確認してから利用しましょう。