「電報」はメッセージを日本全国へ最短当日に届けることができるサービスで、祝電(お祝い電報)や弔電(お悔やみ電報)として、冠婚葬祭で多く利用されます。
しかし、何時までに申し込めば希望の日時に届くかを知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。
大切なメッセージが届かないといった失敗を避けるために、電報の受付時間をしっかりと把握しておきましょう。
受付時間は申し込み方法で変わる!申し込み方法ごとのメリット・デメリットを知ろう
電報の受付には、いくつかの方法があります。申し込みをする媒体によって受付時間が異なります。
まずは、それぞれの申し込み方法のメリット・デメリットを知って最適な方法で申し込みましょう。
◇電話
- オペレーターに相談しながら申し込みができる
- パソコンやスマホの操作に慣れていなくても簡単に利用できる
- 利用時間が短い
◇インターネット
- 24時間受付可能
- 台紙や文例を見ながら選べる
- プレビュー画面で出来上がりをイメージしやすい
- パソコンやスマホがあれば、いつでもどこでも申し込みができる
- 申し込み確認のメールが届く
- 通信会社によっては、電話申し込みよりも料金が安い
- オペレーターに相談できない
◇FAX
- 一度に多くの申し込みができる
- イラストや画像、直筆メッセージを送れる
- 電報会社によっては事前申し込みが必要
- 電報会社によっては手数料が必要
- 取り扱いが少ない
電報は当日発送できるのか?失敗しない受付時間のポイント
電報会社は複数あり、それぞれ受付時間が異なります。ここでは、当日発送が可能な電報会社をいくつか紹介します。ぜひ電報を打つ際の参考にしてください。
◇NTT西日本・NTT東日本
- 当日配送の受付は午後2時まで
- 電話:午前8時~午後7時
- インターネット:24時間
- FAX:24時間
◇KDDI
- 当日配送の受付は午後2時まで
- 最短3時間以内に配送する有料オプションあり
- 電話:午前8時~午後10時
- インターネット:24時間
◇VERY CARD
- 当日配送の受付は午後2時まで
- 有料で最長17時まで受付、最大4時間以内に配送の「特急!サプライズ便」あり
- インターネット:24時間
◇e-denpo
- 当日配送の受付は午後2時まで
- 受付時間により配送時間を選べる
- 有料で最長17時まで受付の「スピード便」あり
- 電話:午前8時~午後8時
- インターネット:24時間
◇郵便局
- 当日受付は15時30分まで
- 申し込み翌日から10日以内であれば配達日と配達時間の選択ができる
- 郵便窓口:午前9時~17時(一部郵便局を除く)
- 電話:午前8時~午後10時
- インターネット:24時間
- FAX:24時間
- 専用用紙をポストに投函(とうかん)
まとめ
電話やメールと違って、形の残る電報ならメッセージが確実に伝わります。しかし、せっかくのメッセージもちゃんと届かなければ価値が半減してしまいます。受付時間を調べて、心をこめたメッセージを届けましょう。