電報っていくらかかる?料金の仕組みと祝電・弔電の相場を解説

電報

結婚式や葬式に行くことができない時に活躍する電報ですが、利用にはいくらかかるのでしょうか。

この記事では、電報のなかでもよく利用される祝電と弔電について料金体系や相場を解説します。

電報の料金の仕組み

電報を送る時に必要となる料金は、電報に綴るメッセージの料金と台紙の料金です。電報サービスによっては、それらがセットになっているケースもあります。またメッセージの料金は、文字数によって変動する課金制と何文字書いても一律料金の定額制があります。

例えば大手電報サービスのNTT東日本、NTT西日本は課金制で、最初の1ページ(300文字まで)がWeb申し込みの場合1,320円、電話の場合1,760円です。以降420文字ごとに330円が加算されます(2023年11月現在)。

祝電の相場

先述したように、電報の料金は台紙+文で構成されています。祝電の台紙は、一般的な紙素材のものから和紙や織物を使ったもの、ぬいぐるみ電報、ブリザーブドフラワーの電報などさまざまな種類があり料金も異なります。ギフト付きなども人気です。祝電を送る相手方との関係性で選ぶとよいでしょう。

結婚式に際して友人に送る祝電の相場は、3千円から5千円ほどです。文章の料金を差し引き、3千円前後の台紙を利用するとよいでしょう。また、親族の場合や仕事関係者の祝電の相場は5千円から1万円が相場です。

弔電の相場

弔電の場合も、3千円から5千円ほどが相場とされています。親戚など受取人や故人と関係が深い場合の相場は4千円から5千円ほどです。

弔電の台紙は祝電ほどパターンが多くないものの、さまざまな種類から選べます。一般的な紙素材から漆素材、押し花デザイン、ブリザーブドフラワーの電報などがあります。線香付きの台紙もあり金額が1万円を超える場合もありますが、関係性などで選択するとよいでしょう。

弔電の場合はデザインに注意が必要です。蓮の花のデザインは仏教の色合いが強いため、キリスト教や神道の方への弔電には避けたほうがよいでしょう。百合や菊などのデザインは宗教を選ばずに利用できるデザインです。

まとめ

電報の料金は利用する電報サービスによって料金体系が異なるため、利用前にいくらかかるのかを確認しシミュレーションしましょう。さまざまなデザインの台紙があるため、相場を鑑みながら決める必要があります。弔電の場合は宗教によって好まれるデザインもあるため、電報を利用する前に故人の情報を確認することが大切です。

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